節約・ライフプラン

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■ いくらかかる?どうすればいい?住宅リフォーム

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第5回:リフォームの相場をつかんでおこう 2003/2/12

▼リフォーム箇所によって予算はこんなに違う

リフォームを成功させるために不可欠な条件の一つが、価格相場をつかんでおき、妥当な予算を提示した信頼のおける工務店などに依頼するということです。そのためには、提示された見積もりが妥当なものであるのかどうか、リフォームの相場をつかんでおくことがたいへん大切な問題になってくるわけです。

とはいえ、どこをどうリフォームするのかによって、予算は極端に違ってきます。ひと部屋分のクロスを張り替えるだけなら十数万円程度で可能ですが、間取り変更をともなう大規模な工事だと数百万円から一千万円単位の予算が必要になることもあります。

たとえば、国土交通省の『増改築・改装等調査』をみると、比較的予算のかかるリフォーム工事としては防音工事が370万円で、間取り変更は288万円などがあり、反対に窓・扉取り替えや太陽熱温水器設置などは数十万円の予算ですむようです。ただ、実際にはこれらの各種の工事を組み合わせて実行するケースが少なくありませんから、間取り変更に合わせて防音工事を実施するときには、500万円以上の予算が必要になってくるわけです。ですから、あくまでもこの工事箇所別の平均値を一つの目安にして、自分たちがどんなリフォームをしたいのか、またしなければならないのかに合わせて、概算の予算枠を考えるようにしてください。

▼いつ、どんなリフォームが必要になるのか

ところでひとくちにリフォームといっても、住まいの各部位の維持管理上リフォーム工事が不可欠になるケースと、維持管理上はさほど問題はないけれど、もっと住まいを快適にするためにリフォームを行う場合の二つのケースが想定されます。前者は、屋根や外壁、各種の設備や建具の耐用年数が経過して、葺き替えや取り替えなどが必要になるもので、たとえば、各種の建具は木製だと15〜20年が取り替えのメドとされていますし、アルミ製だと20〜30年程度といわれます。屋根の瓦葺きは20〜30年で全面葺き替えの時期がきますが、金属板葺きなら10〜15年程度になります。外壁はモルタル壁の場合には2、3年に1回はトップコートの葺き替えが欠かせず、それでも15〜20年もすれば全面補修が必要になるといわれています。

一方、後者のほうはたとえば、システムキッチンはまだまだ使えるけれど、いまの生活スタイルに合わなくなってしまったといったケースです。システムキッチンを最新の設備に取り替えたい、キッチンの高さが合わなくなったので取り替えたいという人は少なくありません。また、床暖房にしたい、浴室をいまはやりのオートバスにしたいなどといった希望を持っている人も多いでしょう。

▼リフォーム予算は計画的に準備しておく

先の国土交通省の調査項目をみると、基礎構造補強、給排水設備改善、屋根の葺き替えなどは維持管理に不可欠な要素ですが、防音工事、間取り変更などは必ずしもそうとはいえません。より住まいやすさを高めるためのリフォームということができるでしょう。

つまり、維持管理のために必要なリフォームに関しては、事前にいつどんな工事が必要になり、そのための予算はどの程度かかるのかを調べて、計画的に準備しておかなければなりません。その上で、より積極的に住まいの快適度を高めるためのリフォームの費用を考慮しておく必要があるわけです。多くの場合、住宅を買うときにはローンを組んでいるでしょうから、その返済を行う一方で、リフォーム費用を準備していかなければなりません。決して簡単なことではありませんが、より快適に住まうためには避けて通れない道ということができます。

● 工事箇所別のリフォーム費用



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