節約・ライフプラン

節約・ライフプラン

インプレス「できるインターネット」2001.9月号掲載記事
いいぼし・けいこ タレント、作家
1963年、大阪生まれ。タレント、作家として幅広く活躍。「とくダネ!」(CXTV)、「2時ドキッ!」(KTV)、「松尾雄治のピテカンワイド」などのテレビやラジオに、司会、コメンテーターとして出演中のほか、新聞、雑誌に小説や記事を連載。
『ディア・フレンズ』『ギャロップ』『雨の中の5センチ』(角川書店)など著書も多数。

   宿は、旅の目的や状況に合わせて選ぶようにしています。のんびりしたいときや、友達から「風情のあるところに泊まりたい」とリクエストがあった場合は、ちょっとぜいたくして格式のある日本旅館。気軽な旅やアクティブに行動したいときは、アクセスの便利なホテルを利用するという具合に。関西方面の仕事が多く、友達もいるので京都へはよく行きますね。
 私は大阪出身ということもあり、コストパフォーマンスにはこだわります(笑)。食事をする店は、高くておいしいのはあたり前だと思いますが、そこそこの値段でおいしいものを食べられると大感激。宿も、サービスが行き届いていたり、庭園の眺めが素晴らしかったり、その価値を実感できれば、少々高くても満足なんです。
 旅に出る前は、時刻表で電車の乗り継ぎ時間を調べたり、おいしいものに目がないのでその土地のグルメ情報などを、事前にネットでチェックしてます。ネット割引のあるホテルの予約をすることも多いですね。
 ただ残念なのは、ホテルにしても旅館にしても、ネットでのインフォメーションがあまりにも少ないこと。住所と電話番号の紹介だけの場合もあったり、写真を載せていてもせいぜい外観と料理。いざ泊まるとなったら、部屋の広さや間取り、お風呂の雰囲気、ホテルならどんなプールがあるか、そういうことを知りたいのに。
 たとえばお子さんがいる人なら、障子がはめてあったり、掛け軸のかかった床の間が見えれば、「破くかもしれないので、はずしておいていただけますか?」と事前に頼んだりもできますよね。
 本当は、部屋選びから予約まで、すべてネットで済ませたいのだけれど、情報が足りないので、結局は詳しく紹介している雑誌を見たり、そこに行ったことのある人に聞いたりして決めるしかないんです。もっと充実させてほしいなと思います。
 お金に関してはあまり執着がなくて、天下の回りモノくらいにしか考えていません。金銭感覚ですか? 海外へ行ったときなど、私はブランド品のバッグとか靴にはほとんど興味がないんです(笑)。同じブランド品でも、バスタオルやバスローブ、スリッパなどの日用品ばかり買い集めてしまうんですよ。
「なんでそんなものばかり」って友達によく笑われるし、自分でも関西人チックだなって思うんですけど、ブランド品のバッグって、シーズンごとに次々と新作が出るから、半年から1年もすれば流行遅れになってしまうでしょ。でも、たとえばエルメスのバスタオルは、本当に品質がいいから、何年経っても風合いが変わらないし、使い心地も抜群なんですよ。
 私はすぐに飽きてしまうバッグに20万、30万かけるよりは、10年使えるバスタオルやバスローブに5万、6万かけるほうがずっといい。それが自分の身の丈や、生き方に合っていると思っているんです。

インタビュー・松井京子 写真・広中秀俊



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