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いま加入している保険で保障が足りているか、ムダな保障はないかを徹底チェック!必要保障額の目安や見直し方、保険料を安くおさえる方法など、ご家族の状況や家計全体のバランスを考えながら、1人1人に合った保険選びをお手伝いします。むずかしいと思われがちな保険の内容もわかりやすい言葉でアドバイスします。 |
■ご相談内容 |
・家計状況
・保険の加入状況
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■アドバイス |
![]() ![]() 小寺さんのように住宅ローン用の保険に加入済みで、奥様とお子さん2人のご家庭なら死亡保障は3000万円程度が目安となります。 医療保障は会社員の場合、入院日額5000円が目安と一般的に言われていますが、今年10月と来年4月の2段階に分けて患者の自己負担額が引き上げられますので、少し多めに入院日額7000円前後を目安にするといいでしょう。 現在ご主人がご加入の保険をすべてあわせると、死亡保障額が5300万円、医療保障は入院日額1万円、ガンの場合には日額2万5千円+一時金300万円と手厚い保障になっています。 生前給付終身保険はガン・急性心筋梗塞・脳卒中になった場合に、一括して保険金が支払われ、それ以外の理由で亡くなられた場合には死亡保険金として支払われるもので、単なる終身保険よりも毎月の保険料が高めに設定されています。しかも、小寺さんはがん保険にも加入されており、医療保険にも成人医療特約が付加されていますので、ガンの保障が重複しています。 全体的に保障を減額、重複した保障を無くす、そして保険料を削減することをポイントに、保険を見直してみます。 ![]() まず、死亡保障は有期払込終身保険700万円を残して、生前給付終身保険、共済613万円を解約、新たに定期保険(保険料が掛け捨てで一定期間だけの保障)2500万円に加入する方法があります。定期保険2500万円の保険料は約6000円ですので、生前給付終身保険と共済の保険料13,698円より約7700円安くなります。 または、有期払込終身保険、生前給付終身保険、共済を解約し、定期保険3000万円に加入するという方法もあります。 終身保険は一生涯の保障が得られるので安心ではありますが、60歳以降になれば貯蓄も増えていますし、お子さんも就職しています。奥様の生活費として自身の年金とご主人の遺族年金、貯蓄があれば十分でしょう。それよりも大きな保障が必要で保険料を抑えたい今の時期に有利な保険を選ぶことも検討してみてください。 掛け捨てタイプで死亡保障3000万円を準備すると、保険料は次のようになります。
この方法ですと、保険料は現在より12,000円ほど安くなります。ただし、上記商品いずれも更新後に保険料はアップしますので、更新時に死亡保障を少しずつ減額していくといいでしょう。 ![]() 医療保険では、死亡保険金や解約返戻金を低く設定またはゼロにし、保険料を割安にした商品がいくつか登場しています。
現在ご加入の医療保険は1入院あたり120日、360日、730日のいずれかのタイプになっていると思います。厚生労働省の統計では平均入院日数の約90%が60日以内の入院となっていますので、上記商品でも十分カバーできると思います。 この見直しで医療保険の保険料は3分の1に削減できます。 ![]() 現在、小寺さんご本人の医療保険にお子さんの医療特約がついていますが、その分は共済などで準備するといいでしょう。 県民(都民)共済のこども共済こども1型は掛け金1000円で、入院日額5000円、ケガの通院1日2000円、病気死亡200万円、扶養者の死亡(ケガ)350万円、第三者への損害賠償100万円と充実した保障内容です。2人のお子さんそれぞれ加入して掛け金は2000円。現在加入の子型特約の保険料は2940円なので、保険料が3割安くなります。 ![]()
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