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いま加入している保険で保障が足りているか、ムダな保障はないかを徹底チェック!必要保障額の目安や見直し方、保険料を安くおさえる方法など、ご家族の状況や家計全体のバランスを考えながら、1人1人に合った保険選びをお手伝いします。むずかしいと思われがちな保険の内容もわかりやすい言葉でアドバイスします。 |
■ご相談内容 |
・家計状況
・保険の加入状況
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■アドバイス |
![]() ![]() アルバイト中の古田さんは、会社員のときよりも公的保障が少なくなっています。この場合、生命保険の保障を増やすのが一般的ですが、古田さんの場合は奥様が会社員として働いているので、専業主婦のご家庭より保障を減らすことができます。 古田さんに万一のことがあった場合には遺族基礎年金が支払われます。しかし、それはお子様が高校を卒業するまでで(18歳になった最初の3月末日まで)、その後は何も支払われません。この遺族年金をもとに、必要保障額を試算してみます。
![]() <夫死亡後の収入> ![]() <必要保障額> ![]()
このように、古田さんの必要保障額は約1100万円となりました。しかし、これはあくまでも試算であり、1つの目安にすぎません。今後、奥様が働き続けることができなくなったり、老後の年金が減少したり、不時の出費が増えたりと、思いがけない事態が起こる場合もあります。少し余裕をもって、2000万円程度の保障を確保しておくことをおすすめします。 ![]() 共働きのご家庭で注意していただきたいのは、奥様に万一のことがあった場合でも遺族年金は支給されないケースが多いという点です。 遺族基礎年金(国民年金)が受け取れるのは、子どものいる妻か、子ども(両親ともいない)だけで、夫は対象外になります。遺族厚生年金は夫も対象ですが、妻が死亡したときに夫が55歳以上の場合で、60歳になってから受け取れるようになります。 子育て期間でちょうどお金がかかる時期には遺族年金は受け取れないのです。 そこで古田さんのご家庭は、奥様も死亡保障をしっかり準備しておく必要があります。 今後古田さんが再就職でき、奥様同様、年収300万円程度を確保できたとすると、古田さんの必要保障額に遺族年金分約2000万円をプラス。約3000万円が奥様の必要保障額となります。 ![]() 現在古田さんが加入されている保険は、生存給付金が受け取れるようになっているので、保険料もその分高めになっています。予定利率(最低保証利回り)が高い時期には貯蓄性の高い保険が人気でしたが、予定利率が低く保険会社の破たんも珍しくなくなってきた現在では、保障と貯蓄は分けるほうがいいでしょう。 古田さん夫妻の場合、一定期間の死亡保障が得られる定期保険をおすすめします。掛け捨てタイプの保険はソンのように思われがちですが、割安な保険料で大きな保障を得られるメリットがあります。保険料を年払にすれば約5%割引になります。
死亡保障とともに、入院に備えて医療保険にも加入しておきましょう。オリックス生命の入院保険fit(フィット)は、60歳までは1回の入院が30日までと短くなっていますが、65歳以降に90日までの保障となります。年齢が高くなるにつれ入院日数も長引く傾向にあるので、効率よく保障を準備できます。終身保障で、加入時のまま保険料は変わりません。インターネットから申し込むと保険料が割引になり、入院1日5000円、1泊2日からの保障(初期入院特約付き)の場合、月々の保険料は2,090円(32歳女性)、2495円(35歳男性)です。 ご夫婦の保険料を合計すると13,375円になります。今までの保険料より約6000円安くなったうえ、夫婦2人に必要な保障を準備することができました。 |
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