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いま加入している保険で保障が足りているか、ムダな保障はないかを徹底チェック!必要保障額の目安や見直し方、保険料を安くおさえる方法など、ご家族の状況や家計全体のバランスを考えながら、1人1人に合った保険選びをお手伝いします。むずかしいと思われがちな保険の内容もわかりやすい言葉でアドバイスします。 |
■ご相談内容 |
・家計状況
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■アドバイス |
![]() ![]() 横原さんの現在の貯蓄額は50万円。年間の収支は現在でもギリギリ。来年から娘さんも私立中学にいくことになると赤字に転落、貯蓄もすぐに底をついてしまう厳しい状況です! ![]() 食費など生活費は工夫してやりくりされていますので、車関連費やこづかい、そして月8万円も支払っている保険を見直して、貯蓄額を増やせるようにするのが必須です。 ![]() ![]() 自営業のご主人に万一のことがあった場合、本来ならばお子様が高校を卒業するまで年間103万円〜126万円の遺族基礎年金がもらえますが、現在、国民年金の保険料を支払っていないとのことなので公的保障が一切ない状況です。 万一のときには、住宅ローンは団体信用生命で保障されるので、年間支出が167万円減ります。また、現在支払っているご主人の生命保険の保険料、車関連費などが減り月10万円の支出減。そして横原さんの収入が年300万円あるので、不足する生活費は年間約150万円となります。現在加入している2000万円の生命保険で13年間生活費の補てんができますが、高校、大学と学費の負担が増えると不足するので、あと1000万円程度は上乗せしたいところです。 しかし、この1000万円のうち約850万円は国民年金に加入していればカバーできる金額。国民年金は遺族のための年金、障害をおったときの障害年金、そして老後の年金と3つの役割をします。しかも老後の年金は物価に連動し、終身で受け取れるので、ぜひ加入していただきたいと思います。 保険料を安くするなら、通信販売のタイプを検討してみましょう。
これで、国民年金保険料13,100円も捻出できました。 ![]() 横原さんに万一のことがあった場合、ご主人やお子様には遺族年金は支給されません(参照:共働きの妻の年金)。現在の家計は横原さんの収入が無くなったら成り立たなくなりますからお子様が独立するまでの10年間、約3000万円程度の保障に加入されることをおすすめします。
保険料の合計は7,600円で、現在加入中の保険を増額した場合より保険料の負担は少なくなります。 60歳満期の養老保険は、老後資金として活用できるものですが、今はお子様の学費を優先するために解約するのも1つの方法です。お子様が独立する頃、横原さんはまだ46歳。それから老後資金を準備していくようにしてください。 ![]() 現在加入している生存給付金付定期保険は、3年ごとに32万円の給付金が受け取れ、万一のときには320万円の死亡保障が得られるタイプです。貯蓄のかわりという気持もあるかもしれませんが、保険期間中に払い込む保険料総額は約181万円で、受け取れる給付金は160万円と約20万円が掛け捨てとなります。 また、娘さんの養老保険も満期が30歳では、お金が必要な時期に使えないので、いずれも解約して、保険料分を貯蓄に回すようにしましょう。 でも、貯蓄性の保険も解約したので、浮いた保険料は使ってしまわずに教育費のために貯蓄してください。 |
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