セカンドライフの落とし穴 男性の認知症患者が増えているらしい! ~高齢期の過ごし方も影響・格差大 先日、受講したセミナーは衝撃的でした。講師の老年内科医師曰く「最近、男性の認知症患者」が増えているとのこと。長寿化で男女とも平均寿命は伸びており、認知症の主な原因は「加齢」であることを考えると当然の結
セカンドライフの落とし穴 今の高齢者って、いくら年金を受給している? ~男性は約6割が月15万円以上、女性は6割以上が月10万円未満 新型コロナウイルス感染症により、令和3年の平均寿命(男性・81.47歳、女性・87.57歳)は前年より下回りましたが、医療の進歩や健康志向により長期的には寿命は伸びると予想されています。 つまり、公的
セカンドライフの落とし穴 生別(離婚分割)・死別(遺族年金)の額を比べてみた! ~平均額はあくまでイメージと知っておきたい 人生が長くなったからこそ、熟年夫婦が暮らしに区切りをつけ、残りの人生をやり直したいと考える人が増えても不思議ではありません。但し、人口動態統計によれば、約3組に1組の離婚は変わりませんが、婚姻件数の減
セカンドライフの落とし穴 令和5年度の年金額は3年ぶりに増! ~老齢基礎年金の満額、67歳以下79.5万円・68歳以上79.26万円 厚生労働省が令和5年度の年金支給額を公表しました(令和5年1月20日発表。毎年の公表日は原則1月19日を含む週の金曜日になります)。 今回の改定のポイントは3つ。 ①年金額、3年ぶり増(新規裁定者[6
セカンドライフの落とし穴 見ている「終末期の景色」が違う ~親と子・当事者と第3者・関係者等 最近、「高齢期」を意識した出版が増えています。私が所属する趣味の会の平均年齢は約75歳、まさに当事者の高齢者であり、そうした本の内容が時に話題になります。 「面白かった!参考になるわ!」という反応が大
セカンドライフの落とし穴 国民年金・納付45年に延長を検討で負担約100万円増! ~目が離せないのは自営業者だけではない 人生100年時代に欠かせないのが公的年金ですが、国が国民年金の納付期間を20歳~60歳未満の「40年間」から、20歳~65歳未満の「45年間」にするための検討に入りました(社会保障審議会・年金部会 令
セカンドライフの落とし穴 「早く未亡人になりたいわ!」妻の一言が重い ~高齢期、予想外のことが発生した時の対応で決まる・・・ 何が起こっても驚かないほど政治・経済は激動の時代に突入。これまで私の周りの高齢女性から「物価の高さ」を嘆く声が上がっても、少し踏み込んで「円安」「外貨商品の投資」等の話をする人はあまりいませんでした。
セカンドライフの落とし穴 「身寄りのない人」で老後の不安・心配を抱える人が増加 ~法の建て前と現実のギャップ 手術や緊急時のケガ等での入院時における病院の対応は意外と慎重です。 例えば、我が家の場合。 夫の「肺がん手術」時、事前に妻の私と娘夫婦同席で医師の説明を受けることを求められました。 夫が道路で転倒し「
セカンドライフの落とし穴 物わかりの良さを捨てて気づいたこと ~高齢期こそ疑問に気づいてアクティブに生きたい! 人からみれば自由奔放に生きているような私ですが、今の仕事を始める前は周りの評価が気になり言いたいことの半分も言わない(言えない)人生を過ごしていました。 しかし、今の私の仕事は依頼者の困りごとを解決し
セカンドライフの落とし穴 知っておきたい繰下げ制度の基礎知識 ~誰もが75歳まで10年間繰下げて年金を増やせる訳ではない! 年金の改正により、本来65歳から支給される老齢基礎(厚生)年金を66歳以降75歳までの最大10年間繰下げて年金を増やせるようになります(令和4年4月施行)。※1 人生が長くなった分、最大で84%増の年