セカンドライフの落とし穴 知っておきたい公的年金(国民年金)の基礎知識 ~人生100年・2040年時貧困高齢者にならないために 私は、ライフプランや社会保険のセミナーの講師をしていますが、時に予想外の質問を受けます。 少し前に共済組合で定年前の50代の受講生に年金の基礎的な話を説明後、受講生から「老齢年金って何ですか?」の質問
セカンドライフの落とし穴 狙われている!高齢者の失う怖さがターゲット ~若者と共通する「金」「美・健康」等の消費者トラブル 民法改正で、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられました(2022(令和4)年4月1日施行)。 未成年者が親の同意を得ず契約した場合、未成年取消権によりその契約を取り消すことが可能ですが、成年になっ
セカンドライフの落とし穴 人生の満足度はバランス感覚の有無で決まる! ~併せてコミュニケーション能力磨きでよりベターに 先日、20年以上つきあいのある仕事仲間(60代後半・単身・男性)から、自宅マンションと賃貸マンション(共に残ローン僅か)を売却し、身軽な賃貸住宅に転居したと連絡がありました。「終活の手始めです・・・」
セカンドライフの落とし穴 死別に比べ厳しい、離婚したときの年金額 ~苦しいときほど事務的な手続きを着々と・・ 年金は請求をしないと受給できません。近年、老齢・障害・遺族年金の情報は浸透しつつありますが、未だに配偶者と「離婚」したときの情報が正しく浸透していないのが残念。 配偶者と離婚すれば、誰でもいつでも受給
セカンドライフの落とし穴 ボランティアを楽しめるのも基礎的な蓄えがあればこそ・・ ~セカンドライフを余生としない為に 未だにお金のことを話すのはタブー的な風潮がある一方で、一時の手元の収支の多寡でどちらがソンか得かで判断する傾向も相変わらずなのが今の世の中。但し、少数ですがセカンドライフを自分なりに楽しんでいる高齢者
セカンドライフの落とし穴 令和4年度の公的年金支給額・前年度より0.4%減 ~標準的な厚生年金世帯で年約1.1万円減は相当厳しい! 厚生労働省は、総務省発表の令和3年平均の全国消費者物価指数(生鮮食品含む)を踏まえ、令和4年度の年金額を前年度より0.4%引き下げると公表(令和4年1月21日)しました。 老後生活のベースとなる公的年
セカンドライフの落とし穴 多様化する高齢期の暮らしのリスク ~子が先に死亡したときの公的年金 12月に私と連れ合いの親しい友人たちから、配偶者や親が亡くなったお知らせ「喪中ハガキ」が数枚届きました。親の年齢はすべて90歳以上、当然に子世代も高齢。改めて60代・70代・80代の高齢の子が90歳以
セカンドライフの落とし穴 老後の不安再燃の気づきになるか? ~映画「老後の資金がありません!」 2019年に発表された金融庁の金融審議会「市場ワーキング・グループ」の報告書で、「老後の30年に公的年金以外で約2,000万円(高齢無職世帯・男性65歳以上、女性60歳以上)必要が話題になりました。あ
セカンドライフの落とし穴 生き生きセカンドライフは、制度改正を正しく知ることから ~年金・介護・医療 9月頃、親が特別養護老人ホームや老人保健施設等に入所している人の家族に届いた施設代をみてびっくりされた人もいらっしゃるでしょう。人により月4万円増は予定外の出費ですから。 理由は、「在宅で暮らす人との
セカンドライフの落とし穴 「終活」は高齢者の自立度が試される! ~日本の平均年齢は世界一高い、介護のイメージも変わる 「終活」や「エンディングノート」に対するイメージは、「葬儀・お墓」、「遺言の作成」、「介護が必要になったときの対応」など人生終末期の準備と受け止められがちです。但し、私が所属する法人のエンディングノー