社会保障の落とし穴 第26回:離婚が増えています ~ 厳しい女性の老後の実態 最近離婚相談が目に見えて増えてきました。時代が変わり女性が強くなったとことは否定しませんが、それも夫婦が平穏に暮らしていることが前提かも知れません。年金の相談の現場ではまだまだ1人になった女性の立場は
社会保障の落とし穴 第25回:年金請求書が届かなかった ~ そう言えば、何か書類が届いていたような・・ 昨今は消えた年金や宙に浮いた年金の話題のお陰で「年金」に興味を持つ人も増えました。現在、日本年金機構(平成21年12月までは社会保険庁)は、かなりの費用を投じて国民に情報提供を積極的に実施しています。
社会保障の落とし穴 第24回:低年金者や無年金者に朗報 ~ 年金追納期間2年から10年に拡大 年金の相談の現場で多いのが、「過去の国民年金の保険料を今から納付できないの?」という質問です。そんな人たちに嬉しいお知らせです。これまで未納分は過去2年分しか遡って納付できませんでしたが、平成23年※
社会保障の落とし穴 第23回:「ねんきん定期便」で気付く世代間格差 ~ 子どもの年金額が少なすぎる、間違いではないか? 平成21年4月から国民年金・厚生年金の被保険者の誕生月に「ねんきん定期便」が届いています。そこで最近は、子どもに届いたねんきん定期便をみた親の相談も増えています。少子高齢化の急速な進展で社会保険、中で
社会保障の落とし穴 第22回:手取り額の減少の加速化 ~ 社会保険料が年収の約14%(本人分)へ 今でも厳しい家計管理の実態の中、少しでも手取り額を増やしたいと考えるのが私たち一般庶民の思いですが、平成22年度も楽観的ではありません。暮らしのセーフティネットともいえる社会保障を支える年金や医療など
社会保障の落とし穴 第21回:定年後働く場合の損益分岐点? ~ライフプランありきのプランニングが求められています 定年退職時の年金相談で多い質問は、ズバリ「定年後働く場合、給料(または年収)がいくらなら年金は全額もらえるか?」。これまで年金のもらい方の損益分岐点が知りたいは女性が大半でしたが、最近はこの手の質問が
社会保障の落とし穴 第20回:不景気で生活設計が狂った! ~ 繰り上げ請求の相談が増えています セカンドライフを考えるとき、多くの人は何の疑いもなく「定年退職後の年金と定年後働いて得る給与」を生活費にする暮らしをイメージしています。定年までに蓄えたお金の取り崩しをできる限り遅くしたいのも人情だか
社会保障の落とし穴 第19回:世帯分離の不思議 ~ 介護保険料とサービスを利用したときの負担が軽くなる 高齢期の介護や医療に関する負担は、保険料とサービスや治療を受けたときの支出の割合が収入に対しかなり大きくなるのが一般的です。そこで、負担を減らすために「世帯分離」という裏ワザを使う人も増えています。同
社会保障の落とし穴 第18回:まさかの無年金 ~ 専業主婦時代の「カラ期間」があるから大丈夫と思っていたのに… 25年以上の公的年金の受給資格期間があるのに、無年金となっている人がおよそ3万人いるという驚く内容が各新聞に掲載(09年7月)されていました。年金を受給できないと思っていた主な理由の1つに、「カラ期間
社会保障の落とし穴 第17回:日本の医療保険は優れもの ~ 保険証を忘れて分ったこと ・ 3割負担のしくみ 昨今、医療保険の保険料や、医療機関などで治療を受けたときの負担増が話題になっています。医療保険制度の存在は当たり前の議論です。わが国の医療保険制度は、職域と地域保険として、昭和36年4月から誰でも加入